噛みあわない会話と、ある過去について【感想】
噛みあわない会話と、ある過去について
著作 辻村深月
母に勧められ読んだよ~
短編小説が収録されているよ
ナベちゃんのヨメ
パッとしない子
ママ・はは
早穂とゆかり
このタイトルの4つ
ストーリーはネタバレになっちゃうから、読んでみてのお楽しみ
短編小説にしては、満足感がある話だった
というか、後味が……
嫌味の女王と呼ばれている湊かなえさんが好きなら、好きだと思う
自分が覚えていないような罪を引き出される感じ
自覚している場合もあるけど
著者である辻村さんの作品は初めて読んだんだけど
わかりやすくて読みやすい、当たり前かもしれないけど大事!
なんだろう……人間の微妙な心理とか書くのがすごいうまい方なんだなって思った
微妙な心理が絶妙
ラップみたいになっちゃったけど、本当に
なんとも言えない複雑な心境というかもやもやするというか
それを表現するのが絶妙
と同時にじわじわ心というか首を締めつけられる感じがする
心理描写に引き込まれて、別に自分が悪いわけじゃないのに
すごい居心地の悪い(褒め言葉)
人間の無神経なところとか残酷さがよく描かれてる
自分が言った過去の一言が
見方を変えると鋭いナイフになったり
っていうのを実感する
自分も気をつけよう